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1月14−15日には、日本病態栄養学会年次学術集会が開催されたので、参加してきました。 当院で力を入れている「慢性腎不全に対する低たんぱく食」および「糖尿病に対する糖質制限食」に関する演題が増えており、しかも肯定的な内容のものが多くなったことは、とても喜ばしいことです。少しでも多くの患者さんが、これらの食事療法の効果を享受していただければと思います。
また、1月初めには、「褥創のラップ療法」の有効性を示した臨床研究「Randomised controlled trial evaluating the efficacy of wrap therapy for wound healing acceleration in patients with NPUAP stage II and III pressure ulcer」が英文の医学研究雑誌に掲載、出版されました。この臨床研究には、私も微力ながら関わっており、喜びもひとしおです。
当院で力を入れている、 「慢性腎不全に対する低たんぱく食」 「糖尿病に対する糖質制限食」 「褥創のラップ療法」 はメインとなる学会ではなかなか認められなかったのですが、その有効性を認めた医師やコメディカルの間で草の根的に広がり、普及しつつある治療法です。
また、同じく力を入れている、 「創傷に対する湿潤療法」 もかなり普及してきていますし、 「治らないアトピー性皮膚炎に対する脱ステロイド療法」 についても、この治療により救われる患者さんが少なくありません。
このように、いろいろなご縁によって優秀な先生方と巡り会えたことを嬉しく思います。
さらに嬉しいことに、白馬で撮影した写真が特別賞に選出されたのは、駄作連発の私としては望外でした。まぐれでも、たまにはいい写真が撮れることもあるんですね^_^;
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2012/01/19
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