きよすクリニック 診察室から

シアワセの秋バラとピザ(^^)  No.60

春と秋、年に2回訪れるバラの季節の楽しみは、お気に入りの神戸町バラ園に出かけることです。

子供の頃、母によく連れて行ってもらった鶴舞公園、とても多くのバラが咲いている花フェスタ記念公園ももちろんとてもステキですが、神戸町のバラ園は公園の雰囲気や陽射しが好きで、訪れるたび新たな感動があります。

最近、このバラ園の近くに低糖質レストラン「源喜」さんがオープンしたのも数あるバラ園のなかで神戸町バラ園を選ぶ大きな理由です。

神戸町に着いた時に低糖質ピザを電話でオーダー、バラの写真を撮り終えると焼き上がっているという算段です。

通常の小麦粉でできたピザを食べた後のこみ上げるような感じがなく、おいしいからとお腹いっぱい食べても苦しくないのは、低糖質ならではです。

糖質を摂取すると「インクレチン」という消化管ホルモンが分泌され、続いてインスリンが分泌され血糖値が下がります。
このメカニズムを利用した薬剤がDPP-4阻害薬やGLP-1作動薬と呼ばれるお薬です。

インクレチンにはインスリン分泌促進作用だけでなく、胃から腸への食物の送り込みを抑制する作用があります。
胃液によりたんぱく質が消化され、胃内には主にでんぷんが残り、ムカムカにつながります。

糖質制限で逆流性食道炎が改善するのも同じメカニズムだと思われます。
2015/10/29



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